ウィーン王宮御用達の洋菓子ブランド「デメル」のザッハトルテを買ってみた
人気の高いチョコレートケーキのザッハトルテ。
今回は、チョコレート好きは一度は食べたことがあると言っても過言ではない、「DEMEL(デメル)」のザッハトルテをご紹介します。
私は今回初めてデメルのザッハトルテをいただいたのですが、ザッハトルテに対するイメージが変わりました!
ザッハトルテを食べたことがない方、ザッハトルテの美味しさがわからない…という方にこそ食べていただきたい逸品です!
DEMEL(デメル)とは?
お菓子の都、オーストリアのウィーン生まれの「DEMEL(デメル)」は老舗の洋菓子ブランドです。
思わず目を引くおしゃれなパッケージが特徴的なデメルは、ギフトとしても人気が高く、ウィーン王室御用達のお店としても古くから親しまれています。
今回ご紹介するザッハトルテだけでなく、チョコレートやクッキーもデメルの売れ筋商品です。
パッケージの猫のイラストが印象的な猫の舌の形をしたチョコレート、「ソリッドチョコ猫ラベル」は一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
1799年にウィーン王宮御用達菓子司に指定されたデメルですが、ブランドマークは、ハプスブルク家の紋章なんだそうです!
また、ロゴに記されている「K.u.K.HOFZUCKERBÄCKER」は、"宮廷御用達の菓子店"という意味を持っているそうです。
デメルでの日本での展開、日本橋高島屋店について
デメルは日本国内にも多く店舗があります。
東京都内には8店舗、高島屋や伊勢丹等、アクセスも良く立ち寄りやすい場所にあります。
今回は高島屋日本橋店 本館(東京都中央区日本橋2-4-1)で購入しました。
高島屋日本橋店は、JR「東京駅」八重洲北口から徒歩5分、東京メトロ 銀座線•東西線「日本橋駅」直結、都営地下鉄 浅草線「日本橋駅」から徒歩4分と電車でのアクセスも良く、
また、駐車場も完備されています。
デメルは、高島屋日本橋店 地下1階に店舗があり、ザッハトルテの他にも数種類のケーキ、クッキー、チョコレートが販売されていました。
東京以外にも出店していますので、ぜひお近くのお店をチェックしてみてください。
店舗によって取り扱い商品が異なる場合もあるようですので、行かれる前にお店に確認することをお勧めします。
ザッハトルテとは?
実は今回初めて知ったのですが、
ザッハトルテとは、
「オーストリアのホテル•ザッハー および 洋菓子店•デメル で提供されているお菓子」
とのこと!
古典的なチョコレートケーキの一種で、ザッハートルテとも呼ばれるそうです。
つまり、カフェやケーキ屋さんで「ザッハトルテ」と名前の付いたチョコレートケーキが提供されていることがありますが、
これらは「ザッハトルテ」ではないということに!!
そういったケーキは、チョコレートケーキの一種とするのが正しいそうです。
(また、あんずジャムを使用してる点もチョコレートケーキとは異なるようです)
これはケーキ好きの間では周知の事実なのでしょうか…
これまでチョコレート味のスポンジとあんずジャム、まわりにチョコレートでコーティングされたものは全て「ザッハトルテ」だと思っていた私には衝撃の事実でした。
デメルのホームページにはこんなエピソードも載っていました。
銘菓ザッハ•トルテのレシピは、フランツ•ザッハの次男エドゥアルトが開いた「ホテル•ザッハ」の中で、極秘に受け継がれてきました。
しかし1934年、エドゥアルト•ジュニアがデメルとライセンス契約を締結。
門外不出のレシピがデメルに伝わったことが問題となり、1938年にはザッハとデメルの争いが表面化しました。
1952年には法廷にまで持ち込まれ、ようやく判決が下ったのが1962年。
途中、幾度となく中断されながらも続いた「甘い戦争」に費やされた時間は、実に7年にもおよびました。
なお、下された判決は「『ザッハのザッハ•トルテ』には、丸形のチョコレートの封印を、『デメルのザッハ•トルテ』は三角の封印をつけること」という内容。
無事存続することができた両者のザッハ•トルテは、今日も全世界の人々に親しまれています。
お菓子の世界も本当に奥が深いですね。
まだまだ知らない事がありそうで、色々なお店に足を運ぶのが楽しみになってきました!
デメルのザッハトルテを食べた感想
今回は「ザッハトルテ クリーム添」というものを購入しました。
濃厚なザッハトルテにピッタリな、さっぱりとした生クリームが添えられています。
先ほどお伝えした通り、私は今回初めて「ザッハトルテ」を食べたことになるのですが、
実はこれまでにも「ザッハトルテ」という名前のケーキは食べたことがありました。
しかし、あまり印象が良くなかったのです…
スポンジがパサっとしていて、スポンジ•あんずジャム•コーティングのチョコレートが全てばらばら。
生クリームをたっぷり付けないと(もしくはたっぷりのミルクティーがないと)食べられなかった記憶があるんです。
そういった思い出から、チョコレートもケーキも大好きなのにも関わらず、なぜかザッハトルテを避けていました…
そして、今回も生クリームが無いと食べられないかも…という不安から、迷わず「クリーム添え」を購入しました。
しかし、今回デメルの「ザッハトルテ」を食べてみて、印象が180度変わりました!!
スポンジは程よいしっとり具合で重すぎず、あんずジャムも爽やか!
コーティングのチョコレート程よいくちどけで、もたっと重たい感じが全くありません!
その美味しさに本当に驚きました!!
クリームを添えても、また、クリームなしでも、十分に美味しくいただけました!
次回からは「クリーム添え」か、「ザッハトルテ」のみを購入するか迷ってしまうほど、
どちらの食べ方も本当に美味しかったです!
また、一人でも食べきれるサイズ感も嬉しいポイントでした。
プチ贅沢にぴったりのケーキだと思います♪
まとめ
今回は、オーストリアのウィーン生まれの老舗の洋菓子ブランド「DEMEL(デメル)」のザッハトルテをご紹介しました。
ザッハトルテの印象ががらっと変わって、大ファンになってしまいました!
木箱に入ったザッハトルテもあるので、バレンタインのプレゼントにもお勧めです♪
デメルのザッハトルテは、チョコレート好きも、そうでない方も…
ぜひ一度は試して欲しい!そんな逸品でした。